■デジカメ入門☆使い方・使いこなし&撮影テクニック教室 >> デジカメを楽しもう! TopPage 




上達の基本は撮ることにあり! いろんなものを撮ってみよう!



写真とは、『楽しむ事 ・ 慣れる事 ・ そして失敗すること = 上達』 なのだと思います



撮ることに慣れましょう

例えばクルマの運転とか、あるいは初めて自転車に乗った時のことを思い出してみて下さい。

最初の内はおっかなビックリで、ハンドルを思いっきり握り締めたりして、自分では細心の注意を払いながら乗っているつもりでも、傍から見れば逆にそれが危なっかしくて頼りない感じに見えていたと思います。
でもある程度乗り慣れてくるほどに、クルマだったらゆったりとシートに背中を預けて力を抜いて運転できるようになったり、自転車だったらバランス取ろうとして小刻みにハンドルが震えるような事もなくなってくると思います。

たぶんそれが 『乗りこなす』 ということだと思うのですが、デジカメを 『使いこなす』 のも実は全く同じです。
『とにかく慣れること』 が、デジカメを使いこなすことなのだとkenkenは思います。

フィルムカメラの場合は、フィルムを買うにも現像するにもお金が掛かってしまいますので、なかなか心情的に 『失敗を恐れずにバンバン撮る』 という使い方はし難いものです。 しかもフィルムカメラの場合は現像やプリントも自分ではすることが出来ないので、撮る度に DPE 屋さんまで足を運ばなければなりません。 ですのでフィルムカメラというのは、色んな面で、一般の人には慣れ難い = 使いこなし難いカメラと言えるような気がします。

でもデジタルカメラの場合は、撮って、それをカメラのモニタやパソコン画面で見るまでだったら一切お金は掛かりません(電気代は掛かりますが)。 しかも全て自分で出来るので DPE 屋さんに足を運ぶ必要もありません。
ですのでデジカメの場合は、フィルムよりもはるかにお手軽で、慣れやすく、使いこなしやすい、と言えると思います。

もちろんフィルムカメラよりデジカメの方が操作が複雑だったりする部分もあるのですが、だからこそ 『慣れる』 事が何より大切なのだと思います。
そしてカメラの扱いに慣れるためには、とにかくひたすら色んな物を撮ってみるしかないと思います。

せっかく買ったデジカメですので、ぜひ色んなものをバンバン撮って、まずはとにかく 『撮る事に慣れる』、『使うことに慣れる』 事から始めてみて下さい。


失敗を楽しんでステップにしましょう

写真を撮っていると、自分がイメージしていたのと何か違う結果に写ってしまう、ということがしょっちゅうあります。 これは明らかに失敗です。 その写真を見て 『上手に撮れてると思うよ』 と言ってくれる人もあるのですが、でも、それが失敗である事は撮った本人自身が一番よく分かっています。 というより撮った本人にしか分からない事でもあります。

でも、ここで注意して欲しいのは、”失敗した写真 = 悪い写真とは限らない” という点です。
自分の思っていたイメージ通りには撮れなかったけど、でもよく見てみると味があって面白い写真になっていて、もし自分のイメージ通りに撮れていればこんな写真にはならなかった・・・と、思えることも、しょちゅうあります。
これがカメラの面白いところで、ステップアップの大きなチャンスになります。

フィルムカメラの場合は、DPE屋さんで現像してもらって初めて結果が分かるので、後から面白い写真だなと思っても、その時どうやって撮った写真だったか忘れてしまっている事が多々あります。
でもデジカメの場合はその場で確認できるので、どんな撮り方をしてそうなったのかを、まだ自分でもハッキリと覚えています。
ですのでその場でその撮り方を再現してみて、もともとは失敗だった撮影法を技の1つとして糧にできたりする場合もあります。

これがデジカメならではの醍醐味の1つで、失敗から新しい何かが生まれることも結構あります。
失敗を恐れずにたくさん撮れるのがデジカメの強みですので、逆に失敗を楽しむくらいのつもりで、ぜひバンバンシャッターを切ってみてください。


でも失敗は失敗として、原因はきちんと確認しましょう

失敗から新しい何かが生まれることはデジカメでは結構多いのですが、でもそれは、もともと自分のイメージ通りに撮れなかった失敗である事に変わりはありません。

どういう部分が原因で、自分の狙い通りに撮れなかったのか?
それはそれでキチンと研究して、次の機会に備えることが大切です。

失敗して、研究し、そして次に繋げる。
これがデジカメ上達の一番大切なことだと思います。

ぜひたくさん撮って、たくさん失敗して、そして、楽しい思い出や作品もたくさん残してください!






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