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フォーカスロックとは?



被写体にピントを合わせたままで構図を変更したい時は、フォーカスロックが便利です





シャッターボタン半押しのままでカメラの角度を変えます

撮影をしていて、被写体を画面の中央からずらした構図で撮ってみたい時、被写体に上手くピントが合わない場合があります。

こういう写真を撮ってみたい時に・・・
ピントが被写体に合わずに、背景などに抜けてしまう場合があります。
このような場合は、

 ●1: まず被写体を画面の真ん中に置いた状態で一旦AFでピントを合わせます。
 ●2: シャッターボタン半押しのままで、カメラの角度を変えて構図を決めます。

一眼デジカメなどで、カメラの設定を変更していない場合、普通はシャッターボタンを半押しすると 『ピピッ』 と電子音が鳴ってオートフォーカスが合焦します。
この時、シャッターボタンを半押しのままにしておくと、カメラのフォーカス位置は最初の状態のままで変化しません。
これを利用して、フォーカスを固定したままで構図を変更することをフォーカスロックと言います


ご注意!
 ・ フォーカスロックで撮影する場合、カメラを動かすことで構図を決めるのですが、その時、ついつい
   構図を決めることに意識が向いてしまって、カメラをしっかりと固定することがおろそかになって
   しまいがちになります。構図を決めた時点でしっかりとカメラを固定することを忘れず、手ブレに
   ご注意ください。

 ・ マクロ撮影の場合は被写界深度が極端に浅くなりますので、フォーカスロックで構図を変更した際
   に、被写体との距離が微妙に変わってしまって、その結果ピンボケになってしまう場合があります。
   マクロ撮影でフォーカスロックを使う際は、撮った写真をモニタでしっかりピント確認されることを
   おすすめします。







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