■デジカメ入門☆使い方・使いこなし&撮影テクニック教室 >> 撮影術 - 基礎編 |
マニュアル露出補正に挑戦してみよう! |
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●18%グレーカードを使った露出補正の方法 |
こちらの 『露出について』 で少し書きましたが、18%グレーカードを使うと非常に正確な露出を決めることができます。 ここでは、このグレーカードを使った露出補正の方法をご紹介します。 |
18%グレーカード |
この18%グレーカードの使い方は次のとおりです。 |
1:スポット測光にします | →→ → →→ |
2:グレーカードで測光 | →→ → →→ |
3:AEロックで露出を固定 |
カメラの測光モードをスポット測光モードに設定します。 | 18%グレーカードをスポット測光します。(※A) | AEロックでグレーカードでの測光露出で固定します(※B) |
18%グレーカードで測光した写真 | 目測で+1・1/3露出補正した写真 |
いかがでしょうか? わずかな違いですが、先ほど、カメラのモニタを見ながら目測で1・1/3段プラス補正した写真より、さらに少しだけ明るくなって、白がより白らしい明るさで写りました。 結果的には、先ほどの場合もあと 1/3 段くらい多めに補正すれば良かったのですが、やはりこの辺が人間の目測誤差で、カメラモニタの見え方などによっても、判断が微妙に狂ってしまいます。 普段から日常的に、グレーカードを使ってまで正確に測光する必要は全くないと思うのですが、商品撮影など、デジカメを仕事的に使いたい場合は、よりキレイに写せると思います。 【※A】 グレーカードを使って測光する場合は、グレーカードを、撮りたい被写体のすぐ近くに置くようにしてください。被写体から離れた部分で測ると、せっかくの測光が狂ってしまう場合があります。 【※B】 AEロックとは、ある部分で測光した露出を固定して、その露出のままで別の部分を撮りたい時などに利用する機能です。 シャッター半押し状態を続けることで AE ロックにもなるのですが、その場合はオートフォーカスもロックされてしまいます。 ☆オススメグレーカード 市販されているグレーカードは色々ありますが、基本的に他の RGB 色要素が全く入っていない完全なナチュラルグレーである必要があって、これがなかなか実現するのが難しいようです。 銀一の 『18%シルクグレーカード』 がイチオシのお勧めです。 ★市販グレーカード (楽天リンク) ●関連項目:露出について ●関連項目:露出補正を使ってみよう |
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