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RAIDシステムとは?



仕事でデジタルデータを扱う方は、できればRAIDを組むことをおすすめします





大容量データの自動バックアップ

デジカメを使っていても、おそらく最初の内は、あまり深くバックアップのことまで考えることはないと思います。
ですが、パソコンの故障などで大切なデータを損失してしまうことを経験しますと、このバックアップの重要性があらためて身に滲みます。
一般的には、外付けのハードディスクに保存することで十分だと思うのですが、もし、念を入れて2重にバックアップを取りたい、と考えているようでしたら、RAID 対応の外付けハードディスクがおすすめです。

ここで、まず最初にご説明しますと、実は ”RAID” という技術自体は、本来はディスクサイズの大容量化や書き込み速度の高速化を目的とした技術であって、バックアップ目的のものではありません。

ですが、この RAID には RAID0、RAID1、RAID2・・・と幾つかの仕様があって、その中の RAID1 が、2重バックアップの目的で使用できます。

RAID 0 の概念
データを2つのハードディスクに分散して書き込みます。
●長所:書き込み速度が速い/ハードディスク2台分の容量を使用できる
●短所:2重バックアップにはならない/耐障害性に弱い


RAID 1 の概念
データを2つのハードディスクに同時に書き込みます。
●長所:2重バックアップとして利用できる/1つのHDが壊れてもデータは守れる
●短所:書き込み速度が遅い/ハードディスク1台分の容量としてしか利用できない



RAID 対応の外付けハードディスクケース

実はkenken自身は、今まで外付けハードディスク2台をパソコンに繋いで、それぞれにデータをコピーすることで2重バックアップを取っていたのですが、2009年の11月に、COREGA からハードディスク2台格納式& RAID 対応のディスクケースが発売されました。
(これまでもハードディスク4台格納で RAID 設定ができるモデルはあったのですが、4台となるとさすがにちょっと大げさな気がしますし、ケース自体も大きいものでした)

RAID 対応ハードディスクケース
(ディスク2台格納)
COREGA CG-HDC2EU3100

待ちに待った省スペース&ハードディスク2台格納式の RAID モデルです。
デジカメに限らず、ユーザーの扱うデータサイズは大きくなる一方で、万一、故障などでデータが損失してしまった場合が無視できなくなってきましたので、今後はこのような RAID 対応式が主流になってくるのではないでしょうか。

RAID 対応ハードディスクケースと
ハードディスク2台
ハードディスク2台を装着した状態

パソコン側からは1台の外付けハードディスクとして認識します。
書き込み設定を RAID1 にしておけば、1台に対して書き込みを行う感覚で、自動的に2重バックアップが取れます。

なお、この COREGA のハードディスクケースは、ハードディスク1台だけを装着した状態でも普通に使用できて、そして2台装着時には RAID0、RAID1 の設定以外に、2台のハードディスクを合計した形 (1TB + 1TB = 2TB) としても使用できますので、用途によって使い分けることができます。

▽このページでご紹介した RAID システム (楽天リンク)
■ハードディスクケース:COREGA RAID 対応HDケース
■ハードディスク 1TB :3.5インチハードディスク - 1TB
■ハードディスク 2TB :3.5インチハードディスク - 2TB



●関連項目:バックアップの重要性







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