![]() |
|
![]() |
|
■デジカメ入門☆使い方・使いこなし&撮影テクニック教室 >> 撮影術 - 基礎編 | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() アングルが変われば写真が変わる ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
●いつもとは違う目線を見つけましょう |
みなさんは、気になる被写体を見つけて写真を撮ろうとする時、それを最初に目にした角度からしか撮っていないことないですか? もしそうだとすれば、それは非常に惜しいことです。 下の写真は、家の近くでコスモスが咲いていたので、持っていたコンデジで撮ってみたものです。 |
![]() |
||
![]() |
![]() |
![]() |
普通に目にしたままに撮ってみた他に、『一輪だけ狙ってみたもの』、『マクロモードで撮ってみたもの』、『蜂が飛んできたので一緒に撮ってみたもの』・・・と、少し時間を掛けて、幾つかのパターンで撮ってみました。 ですが、この4枚を全体的にみてみますと、何か今ひとつ特徴に欠ける、似たような印象の写真ばかりに思えてしまいます。 いかがでしょう? 皆さんもそんな印象を受けるのではないでしょうか? それはなぜかと考えてみますと、普通、”コスモス・畑” というとだいたいヒザくらいの高さまでのもので、それを立った状態で上から見下ろす、というのが、ごく一般的な目線だと思います。 上の4枚は、すべてその 『一般的な目線』 の範囲に収まってしまっているから、だから、なんとなく見慣れた、変わり映えのない印象になってしまうのだと思います。 もしこれが 『見渡す限りのコスモス畑』 となるとまた印象も違ってくると思うのですが、でもそれは風景的な意味での特徴のお話になります。 そこで、 |
ですが、このように撮っていますと、今度は空ばかりが背景に入って、これはこれで同じような印象になってしまっているような気がしてきました。 そこで最後に撮ってみたのがこちらの写真です。 |
![]() |
いかがでしょう? 地面を適度に入れたことで、畑の雰囲気と広がり感も出たような感じがしないでしょうか? ここで、もう一度最初の4枚を見ていただきたいのですが、同じ場所で撮ったとは思えない印象になっていることがお分かりいただけると思います。 撮ってみたい被写体を見つけたら、ぜひ、いつもより少しだけ粘って、目線を変えて色んな角度から撮ってみてください。 ※ なお、この花は地面から20cmくらいの高さにありましたので、一眼デジカメだったら地面に置いたとしてもレンズ先端が花に近付きすぎますので、kenkenの持っているレンズでは撮れなかったと思います。 こういうあたりもコンデジならではの強みですね。 |
デジカメ使いこなし教室! |